作業:2015/01 掲載:2015/01/11
というわけで動作確認してみる。
最低限の機器を接続して、実際に動くかどうか。
これで動いて初めて、"その次"(どんな形のPCにするか、そのためには何が必要か)に進めるってもんだ。
何はともあれ電源をつながなければならないので、こういうものを作った。
この電源(?)コネクタ
に合うプラグが見つからなかったので、
入手の容易なこれ
で代用した。型番「PHR-3」という、2mmピッチ3極のもの。
ぴったり合う、というわけには行かないが、余分な出っ張りをカッターで少々削るだけで、
割といい感じに差し込めるようになった。
反対側のDCジャックは、ジャンクのノートパソコンから引っぺがした。
ACアダプタはこれ。同じノートパソコンで使われてたもの。
容量 19[V]×4.74[A]=90[W] と、このマザーに対してはやや過大とも思うが、19[V]品の手持ちがこれしかなかったので。
で、必要な機器(電源、メモリ、モニタ、キーボード)をひと通り接続。
メモリは以前ジャンク屋で¥500だった1[GB]のもの。
CPUとチップセット(基板の裏側)には、手持ちの適当なヒートシンクを、柔らかくて粘着性のある熱伝導シートで
仮付けした。放熱性能は不足だろうが、短時間の通電なので問題ないだろう。
それよりも懸念されるのは、ACアダプタをつないだトコがそもそも電源コネクタでなかった場合である。
たぶん一発で基板がパーになるだろう。ことによるとACアダプタも危ないかも知れない。
まあ値段が値段なので経済的ダメージは微々たるもんだが、ここまでの手間と時間、面白いネタを1コ
だめにしてしまうことの精神的ショックは結構ありそう。
まあ覚悟を決めてアダプタをコンセントに。
‥‥‥‥‥‥‥なにも起きない。煙も出ない。臭いもしない。
これに勇気を得て電源スイッチ(写真ではキーボードのUSBコネクタの下に隠れている)をスライド。
起動した!
ジャンクいじりでもっともテンションが上がる瞬間。
モニタの調節がずれているので、メッセージの一部がはみ出しているが問題なし。
「Fan Error」が出ているのは、冷却ファンをつないでいないのだから当然。
ためしに<F2>キーを押してみると
ちゃんと出るやんけBIOS画面。
さあ。
これでどんなマシンを組んでやろうか。
「手段のためなら目的は選ばない」と言いつつも、意味の無いマシンを作る気にはならないので
これからしばらくの間、コンセプトをじっくり練り上げることにしたい。
やはり省電力性・静音性を生かして、サーバーとして使うのがいいかな。
今のところ漠然と考えているのは、5号機の後継になる「和室に溶け込む家具調サーバ」なのだが‥‥‥。
木工のスキルも必要になるなぁ。