作業:2014/07/26 掲載:2014/08/02
外部(パソコンや映像機器)とのインターフェイスが見つからないので、分解して中を見てみる。
あらためて全体を見るとこのドライブ、大きく2つの部分から成っているように見える。
@一般的な5インチ光学ドライブ(マウスオン→赤で囲った部分)
と
A土台(マウスオン→青で囲った部分)
に分けられないだろうか。
ここか? このへんか!?
これら4本のビスを外してみたらあっさり。2つに分かれた。
ただ、2本あったフィルムケーブル(以下、FFC)のうち1本が、簡単には抜けないかんじ。
FFCは2本とも、ドライブの筐体に両面テープで貼り付いているので注意。丁寧に剥がす。
ドライブの中深くに入り込んでいる。ガワを外さないと抜けなそう。
黒いビス4本を外す。
どうもこのケーブル、ピックアップ基板につながっているようだ。嫌な予感。
しかも他のケーブルと両面テープでくっついてるし。
ちなみにこの「他のケーブル」、形状はFFCに似ているが別物で、「フレキシブル基板」(以下FPC)というものである。
用途はFFCと似たようなものだが、フレキシブル“基板”というだけあって、形状の自由度が高い。
途中で直角に曲がっているとか、両端で線幅が違うとか・・・。
もちろんこれも、丁寧に剥がす。
こちらの面からはFFCのコネクタにアクセスできなそうだったので、ひっくり返す。
裏面カバーは小さいビス1本を外すだけで外れる。
ここだ。やはりピックアップ基板に行ってた〜。
ピンセットを使ってコネクタのロックレバー(黒い部分)を起こすと、FFCはすんなり外れる。
外すのは簡単だが、はめるのは難儀そうだなぁ。
一方、こちらが “土台” の部分。
物理的には “ドライブ” “土台“ に簡単に2分割できたものの、ピックアップから直に土台部分に行く
ケーブルがあることから考えると、回路的には互いの独立性は高くなさそうだ。
大きなアルミ板がプリント基板をほぼ覆い尽くしている。
FFCのもう一方のコネクタは、カバーに隠されている。まずはこのカバーを外してみよう。