バッテリーを、買う。

作業開始:2019/08/26 掲載:2019/09/01

「半日もたねぇ」のは

予想していたことではある。そもそも電池は消耗品。3年以上もの間毎日充放電を繰り返していたものが劣化していないワケがない。
とはいえ朝出勤前に「100%充電」状態にしたものがお昼には50%切っているとか、ちょっとWebを見ているうちにバッテリーゲージが
ガンガン減っていくとかいうのはさすがにキツい。

iPhoneについては修理やバッテリー交換をしてくれる店が結構あるのだが、ジャンカーの端くれとしてはやはり自分でやってみたいところ。
実際、自分で交換する方も少なくないようで、ネット上には「やってみた」記事が数多く存在する。

それらを見ているうちにすっかり「ヤル気」になってしまった。「こいつをバラしてよみがえらせてやるぜぃ!!」的な。
ロクに使いこなしてもいないうちからいきなりバラす、といういつものパターン。

材料探し

Amazonで「iPhone6S バッテリー」で検索。

‥‥
‥‥
‥‥‥
‥‥‥
出るわ出るわ。しかもほぼすべてが、交換作業用の工具付き。

見るとバッテリー容量や付いてる工具は商品によって様々で、当然,値段もいろいろ。
そんな中から僕は
これ
を選んだ。

PSEマーク付き(←必須)。さらに容量は純正バッテリーの3割増し。価格も手頃。

ポチってから2日後、自宅に届いた。

検品。

届いた品を見る。

白い箱。


大きさはiPhone本体より一回り大きいくらい。


箱の中身。まず出てくるのは袋に入った工具一式。

黒いトレーは2重底になってて、バッテリーはそこに隠れている。筐体内で固定する用の両面テープとともに。



誇らしげな「↑31.1%」の文字。純正バッテリーの3割増しの容量、ということらしい。
となると純正品は 2250/1.311 = 1716mAh か。


工具一式。

左から
@ペンタローブ用ドライバ‥‥‥後述。
Aプラス用ドライバ
Bヘラ(その1)‥‥‥‥‥‥‥‥色々使えて便利だった。
Cディスプレイ剥がし用吸盤
Dヘラ(その2)‥‥‥‥‥‥‥‥形状はどう見てもギターピック。
ESIM取り出し用ピン‥‥‥‥‥SIMは取り出さなくとも作業は可能。今回出番なし。
Fピンセット

ペンタローブというのはLighteningコネクタの両脇にあるビスのこと。


頭の形状が5つの突起がある星型になっている。

トルクスネジと似ているが、あちらは突起が6つ。

ドライバーの先端はこんな形。

説明書とか

こんなのが入ってた。


ほぼ名刺サイズのこちらは「2週間以内に6ヶ月の延長サポートを登録してね」的なことが書いてある。


こちらが説明書。


初っ端から「やり方はユーチューブで見た方がいい」とある。

ビデオのurlとかは案内されていない。つまりメーカーとして公式にやり方のビデオを上げているのではなく、
「誰かが上げてるだろうから参照して」と言ってのける投げ出し気味な対応。
まあ、自分でバッテリ交換をやろうなんて物好きには、それくらいでちょうどよいのかもしれない。

説明書は屏風のように折りたたんである。広げるとこんなかんじ。


びっくりしたのはこの説明書、「バッテリーを取り外す」ところで終わっている。(笑)

新しいバッテリーをつないでiPhoneを元に戻すまでの手順は一切なし。
「バラせたんだから組み直せるでしょ」的な‥‥‥‥‥‥?

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