作業開始:2018/03/12 掲載:2018/05/17
電源コネクタを丸形に換えたとき、とりあえず赤(プラス)と黒(GND)だけをつなぎ、白(信号線)は浮かせたままにしておいた。
それで問題なく動作したのだが、ふと思い出してバッテリーでの動作を確認したくなった。
外していたバッテリーを取り付けたところ、
突然電源が落ちた。
嫌な予感がしたが、どこかの接触不良という可能性もある。電源を入れ直し再度チャレンジ。
やっぱり落ちる・・・orz
いろいろ試したところ、「バッテリのみ」「ACのみ」なら起動するものの、両者同時に接続すると電源が入らないようだ。
何らかの安全装置だと思われる。信号線を開放状態にしていることが影響している疑いが濃厚。
「やっぱり専用のACアダプタじゃないとダメか・・・?」とちょっとへこみかけたが、ググってみると
この機種ではないが、「信号線を数100Ωの抵抗でGNDに落とす」という記述が。
手元にあった680[Ω]の抵抗で白線をGNDに落とし、ふたたびバッテリーとACの同時接続を試してみる。
ビンゴ。落ちない。\(^_^)/
信号線でどの程度の情報がやり取りされるのかは不明だが、保護回路の判定はそれほどシビアではないのだろう。
単なる好奇心だが、この時680[Ω]の抵抗にどのくらいの電流が流れているのか、測ってみた。
2.4[mA]くらい。
直にGNDに落とした場合も確認。約4.8[mA]。
2.4のちょうど倍。ということは、この回路自体の内部抵抗も同じく680[Ω]ということになる。たまたまだが。
接続コードを加工し、途中に抵抗を仕込んでやることにした。
絶縁確保のため熱収縮チューブで覆う。
全体を組み付け直し、ハードウェア的には一応まとまった。
いい感じじゃないの。