作業開始:2018/03/12 掲載:2018/05/19
前述の通り、「リビングに設置して動画鑑賞機にする」んである。
であるからには設置場所は、リビングのテレビのすくそば、ということになる。
今までのマシンはテレビの後ろにポンと置いたのだが、今回のマシンは薄形で、そのままでは自立できない。
自立させるための足を作るくらいなら、マウンタを作ってテレビに背負わせた方がすっきりすると思う。
テレビはこれ。AQUOSの40インチ。
たいていのテレビにはオプションとして壁掛け用のマウンタが用意されていて、それ用のビス穴が背面にあるものだ。
ウチのAQUOSもご多分に漏れずマウンタ穴がある。
パソコン用のディスプレイの場合、マウンタの規格はVESAで定められていて、ビス穴は
75mm角もしくは100mm角に4か所
使用ビスはM4、10mm長
と決まっている。(大型ディスプレイは別。)
家庭用のテレビでは統一規格が無いのか、機種によって異なるようだ。ウチのAQUOSの場合、
300mm角に4か所
使用ビスはM6
だった。
当然パソコンを背負う用のマウンタなどラインナップには無いので、、自作するしかない。
自作といっても大げさなものではなく、日曜大工レベルの話である。
使う材料はこれ。
近所のセキ○ューで売ってる、穴あき平棒。
1本200円もしない。これを3本。
ほほ同じ形状でステンレス製のもあるが、そちらは値段が倍近くする。
マシンのサイズに合わせ。、抱え込むような形に曲げ加工。柔らかい材料なので、万力と手で簡単に曲げられる。
都合のいいことにこの板、ちょうど300mm間隔の位置に穴が開いてる。
穴は大小交互に並んでいる。必要に応じてドリルで広げる。
キス防止のため要所要所に先ほどのこれ↓
を貼るので、曲げの際にはその分の余裕を確保して。
この形のままでは強度が足りないが、それについても考えがある。
こんなかんじで。
強度不足はインシュロックで補強。これで実用上十分な強度が得られた。
上からのぞき込むとこう。
この機種、外部ディスプレイ出力は
アナログ(いわゆる「VGA」)
miniDisplayPort
の2通りしかない。
テレビの入力にDisplayPortは無いので、HDMIへの変換アダプタをかます。
Amazonで購入。¥999。
近所のヤ○ダ電機でも同様のものは買えるが、値段は全然違う。あちらはざっと3千円コース。
つないでみる。
試しにOSを入れ、起動。
すんなり動作。