クロスパス

作業開始:2021/12/20 掲載:2022/02/16

って…何?

乗り替えにあたってはまず楽天に電話で申し込みをするわけだが、その際
「クロスパス対応のルーターが必要」と言われた。
くろすぱす?‥‥初めて聞くワードである。

迷ったらググれ、ということで検索してみたが、どうにもピンと来ない説明ばかり。
ただ、「IPv6」に関係する技術であるらしいことは分かった。

ともかくネットにつながらないことには話にならない。回線の切替日までに対応ルータを入手すべく、あちこちのハードオフを見て回った。

「普通にヤ〇ダ電機で買えばいいじゃん」という意見はごもっともだが僕は「定期的にハードオフをチェックしないと死ぬ病気」である。
いや、割とマジで。

クロスパスやIPv6についての掘り下げは後ほど別途やることとして、まずは対応ルーターを入手したい。

対応ルータの探し方

クロスパス対応ルータについては以下のサイトが参考になる。

楽天ひかりのIPv6(クロスパス)対応ルーター ‥楽天ひかりのサイト
クロスパス対応機器 ‥楽天ひかりが乗っかっているVNE事業者(※)「アルテリア・ネットワークス梶vのサイト
ほかにもググれば色々。

※VNE事業者:「プロバイダ向けのプロバイダ」みたいなもんである。

ただこれらのサイトも世の中の全機種を網羅している訳もなく、それぞれ微妙に情報が異なる。
むしろ各メーカーのサイトで機種ごとの対応情報を探ってみるほうが確実かもしれない。

僕は結局、TP−Linkの「Archer A6」という機種を購入した。以下「A6」と呼ぶことにする。
選んだポイントは3つ。

@クロスパス対応をメーカーが言明している。
A有線LANポートがGigabitに対応している。(WiFiは速いが有線LANポートは100Mbps止まり、という機種が案外あった。)
B(最も重要)ハードオフにあった。しかもお買い得。

「クロスパス対応」とは言ってももちろん普通のWiFiルータとして使える。
楽天回線の開通はまだ先だが、動作確認も兼ねて設置してみた。

‥‥問題なく動作した。しかし‥‥‥‥

こんなヤツですわ。


突起物ジャマ!!

設置したあとに無理やり引き出して撮っているので、後ろのプリンタとかは気にしないでほしい。
とにかく4本の突起物が邪魔。しかもこれ、取り外しができない。(角度はかなり自由に動かせるが。)

ラックに収めた様子がこれ↓。他にハブとかも収めたいのだが、かなりコンパクトなものでないと苦しいかんじ。

突起物の正体はWiFiのアンテナである。なんて大げさな。
まあ、見るからに電波が飛びそうな形ではあるが。

ラックへの収納と線の取り回しにさんざ苦労し、「B●ffaloとかEL●COMとかのにしとけば良かったかな‥?」
とちょっと後悔。

ちなみにこの時点では回線はまだSoftBank光なので、A6は「アクセスポイントモード」に設定し、
ルーター機能は使用していない。

来るべき楽天への乗り替えに備え、それまで使っていた光BBユニットのWiFi機能はOFFし、
家庭内のWiFiはすべてA6を使うよう、スマホとかの設定を変更した。

ところが。

この直後(ほんとに数時間後)、NTT東日本より電話があった。

用件は「回線乗り換えの事実確認」である。
SoftBank光にしろ楽天ひかりにしろ、通信回線はNTTのフレッツ光を使用しているので、
NTTから見ると今回の乗り替えは「●●さん宅に引いている光回線の行き先ISPが変わる」ということになる。
「●●さん乗り替えを申し込まれましたね?切り替えて大丈夫ですね?」と確認しているワケだ。

電話の向こうのお姉さんが言うことには、

ONU(※)は現在の物をそのまま続けて使用する。
これはいいとして

ひかり電話用のルーターが必要になるので、NTTから送る。ONUに接続して使うこと。
なん‥ですと?

ひかり電話だと専用のルーターが必要なの?
それ、クロスパスに対応してんの?

‥今日買ったこのルーターは‥‥どうすんの。

※ONU:光ケーブルとLANケーブルの間を取り持つ変換装置のこと。

←戻る:概要  ↑トップ  次へ:それ、無駄では‥?→