作業開始:2021/12/20 掲載:2022/02/16
インターネット回線(光)のプロバイダを乗り替えたときの記録です。備忘録的な。
我が家でインターネットというものを使い始めたのは、Windows95 OSR2の出た頃だっただろうか。
最初の何年かはダイヤルアップで電話代を気にしながら。
それが21世紀に入ったころ、ADSLの常時接続になった。NTT東日本の「FLET’S ADSL」である。
常時接続なので料金を気にせず使い放題だったり、回線速度が(それまでに比べて)爆速だったり、えらく快適になったのだが、
メタル回線の悲しさ、雷が来るたびに回線ダウン→モデム再起動、なんてことがよくあった。
それで、というわけでもないが、10年ちょっと前に光回線に替えた。「FLET’S光」でプロバイダ(ISP)はOCN。
FLET’S光を選んだ理由は特にない。ADSLと同じ会社なので乗り替え手続きが簡単だったというだけ。
ADSLから光に替える際、それまで使っていた固定電話をどうしようかと考えた。
この点についてはもしかして解説が必要かもしれない。
ADSLはそもそも「アナログ電話用の回線を使って高速通信をする」というものなので、
無理なく電話とネットの共存が可能だった。
「スプリッタ」という分波器を使い、1本の回線から「電話信号」と「ネット信号」を分けて取り出すだけの
シンプルな仕組みだったのだ。その分不都合もあったのだが。「電話局から遠い家では速度が落ちる」とか。
これが光回線になるといわゆる「ひかり電話」で、それ専用の機器(ホームゲートウェイ)が必要になる。
ひかり電話自体の基本料金も毎月かかるので、この際固定電話をやめる選択肢もあった。電話なら携帯があるし。
しかしなんとなくそこまで思い切れず、固定電話も残すことに決めた。
その後5年ほどで「ソフトバンク光」に乗り替え。
理由は使っている携帯がソフトバンクだったのでなんか料金的に得だったから、と記憶している。
固定電話も「ホワイト光電話」としてそのまま残した。
専用機器も「ホームゲートウェイ」が「光BBユニット」に替わったくらいで、構成は同様。
楽天ひかりに乗り替えである。理由はまたもや「使っている携帯が楽天だから」。
以前スマホを買い替えたとき、なぜだかキャリアも ソフトバンク→楽天 と替えてしまった。
そしたら楽天で何かキャンペーンをやっているので、期間中に乗り替える気になった。
「基本料金 ¥4800 が1年間無料」なのは魅力だし、通信料金諸々の支払先が1か所にまとまるのは楽だし、というわけで。
だが、単なる乗り換えならわざわざ記事にしない。技術的に興味を惹かれる出来事があったのでまとめておこうと思った次第。