もちっと掘り下げ

作業開始:2017/06/21 掲載:2017/06/27

回路図描き起こし

部品数も少ないことだし、基板のパターンから回路図を起こしてみる。



ばーっと読みとっただけでろくに確認もしていないので保証はできないが。

現物を見ると、100PFとか1000PFとかの小容量のコンデンサはセラミック。
帰還回路のC105,106,205,206は、おそらくフィルムコン。
その他のコンデンサはすべてアルミ電解。

電解だらけ

信号経路に電解コンデンサを使いまくっているのがちょっと気になる。
特に信号レベルの低い部分、つまり入力の結合コンデンサC102,202が電解なのは…うーん。

LA3161のデータシートでは、「このコンデンサは4.7μF以上で」と書かれている。
イコライザの特性上低域でのゲインが高いので、このコンデンサのインピーダンスが高いとノイズが問題になるのだとか。
わりと大きめの容量なので、電解以外のコンデンサは使いづらいだろう。

パラってみては?

結合コンデンサといえばフィルムコン。(←勝手なイメージ)
ということで、入力の電解コンデンサとパラに、フィルムコンデンサを入れてみるのはどうだろうか。

あと、デカップリング回路のコンデンサC302にも、フィルムコンをパラに入れてみようと思う。
高域でのインピーダンスが下がって、良い効果がある…かもしれない。

←戻る:何はともあれバラす  ↑トップ  次へ→:「フィルムコン」パラってみた