何はともあれバラす

作業開始:2017/06/21 掲載:2017/06/27

中を見なければ始まらない。というか、中を見たいがために「音質改善」などと言っている部分もあったりして。

裏ブタ外し

ターンテーブルを外し、ピックアップを養生テープで固定したうえで、


プレーヤをひっくり返す。


6カ所のタッピングビスを外すと、底板が「カパッ」と外せる。

電源基板

電源はこの上なく単純。トランスで降圧した交流をダイオードブリッジで整流し、コンデンサで平滑しているだけ。
実測したところトランス2次側は約10[V]。整流・平滑後のDC電圧は12[V]ちょっと。

トランスは基板の下に隠れてる。

てゆうか、電源スイッチにあたるものが全くない。つまりプラグをコンセントに指している限りDCは出っぱなし。回路は活きっぱなし。
ヒューズなどの保護素子も見あたらないのでなんだか不安。

まあ、それを言ったら家じゅうにいくつもあるACアダプタだって同じことだが。

イコライザ基板

一方イコライザだが、案の定、というか当然というか、ICを使った簡素なもの。

裏。


表。


ICは「LA3161」という、8ピンSIPタイプのもの。ネットでデータシートがダウンロードできる(英語だが)。
「2-Channel Pre-Amplifier for Car Stereo」だそうな。
まさにイコライザアンプのためのICと言える。

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