土台(シャーシ)加工

作業:2015/03 掲載:2015/03/21

いよいよ本番に入る。

まずは基板が取り付く土台、シャーシを作る。
そうすれば内部のブツがほぼひとかたまりに出来て、筐体の孔位置決めがしやすくなるからだ。

素材にはアルミ板を使う。ホームセンターでふつうに売っているが、(今は亡き)1号機で使った
中古品が手元に残っていたので、それを再利用しようと思う。

・・・どこまで貧乏性なんだか。

ビス穴だらけでみっともないので、まずは補修。

金属用接着剤(メタルロック)を充填材として使ってみた。

盛り上がった分は半硬化状態の内にカッターで削る。

裏側はテープでふさいでおく。透明だから見えづらいけど。



充填材が完全に固まったら、型紙に合わせてけがき、切削&孔開け。



一応完成。穴埋め補修跡が黒く目立ってみっともないが気にしない。

もう一手間

このシャーシを、チップセットのヒートシンクとしても使おうと思う。
というのも、マザーをシャーシに取り付けると、チップセットは裏側に隠れてしまい、ヒートシンクを取り付ける
余地が無くなってしまうからだ。


もちろん、シャーシをそれなりに加工すれば不可能ではないのだが、
せっかくこんなでかいアルミ板が目の前にあるのに、使わない手はない
と思ってしまうのは、やはり貧乏性だろうか。
放熱性能はあまり期待できないが、発熱自体が少ないはずなので不足は無いだろう。きっと。


ともかく、シャーシをヒートシンクとして使うためには、チップセット(の、ダイ)に接触させる必要がある。
このマザーを取り付けるのに、5mm長のスペーサをかます予定なので、そのままではチップセットは宙に浮くことになる。


この3mmをどうしようか、って話。


結論:盛る。

厚さ3mmのアルミをダイの大きさに切って、シャーシに貼り付ける。


接着はメタルロック。熱的にしっかり接触している必要があるので、固まるまで万力で締め上げる。


いい感じにくっついた。反対側にお湯をたらしたりして熱伝導を確認してみたが、問題なさそう。

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