作業開始:2022/12/15 掲載:2023/02/01
まず放熱機構をマザボから外さないと底板は外せない。
CPU、チップセットに接触する金属(いわゆる「枕」)は、
マザーボード上のフック
に、
曲がったビスおよびスプリングで留まっている。
曲がったビスはCPU、スプリングはチップセットへの固定に使われている。
「曲がったビス」って何なん。力技だな。
左がIONチップ、右がCPU。
CPUよりチップセットのほうがデカい、というAtomあるある。
あと、背面パネルも外さないとマザボのコネクタ類が引っかかる。
四隅のビスを外せばよい。
例によってこれも六角だが。
ばらし終わったところ。
ようやっと電源基盤が現れた。
「M2−ATX−HV」。それがこいつの名前らしい。
ググってみるとスペックはざっと以下の通り。
入力:DC 6〜32[V]、15[A]max
出力:合計140[W]max
5[V]:6[A]
3.3[V]:6[A]
5[V]SB:1.5[A]
-12[V]:0.15[A]
12[V]:7[A]
なるほど。この手のPC向けには十分なスペックである。入力電圧の対応範囲が広いのはうれしい。
問題は「動作するか否か」だが、仮に動作しなかったとしても電源は自作が可能だし、それはそれで楽しそうだ。
この基盤、熱伝導ゲルで底板にべったり貼り付けられている。