作業開始:2017/07/13 掲載:2017/10/29
電気的には使えるところまでこぎつけた。が、
サイズ(横幅)がそもそも違うのをどうするか。
純正品は146mm、代役は152mm。その差6ミリ。
「横方向には多少の余裕がある」と書いたが、さすがにこの差を吸収するほどでは無い。
とは言っても。
実は販売サイトの写真を見たとき、「何とかなるんじゃないか」という気がしてた。
販売サイトの写真を見ると、
右側の電極は縁からずいぶん内側にあるのが分かる。
電極の外側は電気的には意味のない部分だ。
うまくすれば4ミリくらい短くできそうですがな。
さっそくガラス切りで・・・と言いたいところだが、あいにく持っていない。
なければ買えばいい・・・とも思うが、結構な値段がする。というかこのタッチパネルよりも高いじゃんか。
あと、ガラス切断はやったことないので、うまくいく自信が全くない。あちこち情報を見るとどうも、
ガラス切りによる切断作業は一発勝負のようで、一歩間違えたらパネルがパー、になりそうな予感。
ビビりな僕としては、手慣れたこれを使うことにした。
ダイソーのミニルーター+切断用の刃。
刃は3枚セットになっているが、使うのはこの
ダイヤモンドカッターだけ。あとの2枚ははっきし言って用無しである。
さすがダイヤモンド。ガラスを確実に切り込んでいく。
もっとも、、焦りは禁物である。かるーいタッチで気長に進めていくのがコツ。
切れ端。
ガラス切りに比べて切断面は完全な直線ではなく、どうしても若干のブレは出てしまうが、実用上支障は無い。
端を切り落としたことでタッチ操作に影響が出ている可能性もゼロではない。いちおう確認。
問題なかった。よし。
パネルをカットしたことでうまく収まるかも、と淡い期待もしていたが、残念ながら「あと1ミリ」足りなかった。
フレームの方も加工し、ちょっとスペースを広げてやる必要がある。
邪魔になるでっぱりを
ルーターで気長に削り落とす。虫歯を削る歯医者さんになった気分。
あと、リード線の位置が純正品と数ミリ異なるので、引き出し位置変更のための加工も。
リードを通すための切り欠き。これを
削って拡げてやる。
苦労のかいあって、
無事フレームに収まった。ガタつきも無し。
最後に保護フィルムを剥がし、
あとは組み立てるだけ。