変換ケーブル製作

2.5インチHDD(IDE)のピンアサインについては、Web上でもなかなか情報が見つからない。
変換アダプタがどんな接続になっているかを実際にテスタであたってみたり、
ここここを参照させていただき、確信が持てたので自作開始。

2.5インチIDEのピン配列はこんな↓感じ。

434139373533312927252321191715131197531CA
4442403836343230282624222018161412108642DB

要点は
@3.5インチの40pinに対し、2.5インチは4pin(A〜D)+44pin(1〜44)。
 (各ピンの呼称は「A〜D」、「1〜44」と決まっているワケでもないようだが、ここでは便宜上こう呼ぶことにする。)
A1〜40pinは3.5インチのそれと同じ。
B41,42pinは一緒にして+5Vを供給。43pinはGNDへ。
C44pinは プルアップ=MASTER、GND=SLAVE。ただしSLAVEの場合、A〜Dも何かしら接続が必要。
 これはメーカーにも依るのかもしれないが、今回僕が使ったHDD(TOSHIBA)では、BとDを短絡したらOkだった。

ピッチの異なる2種類のフラットケーブル。粗い方(左)は3.5インチ用、密な方(右)は2.5インチ用。
2.5インチ用は手元にたまたまあったものを使ったが、50pinあり、上の図で言うと Aから44pinまでカバーする。
3.5インチ用はやはり手元にあったIDEケーブルを切って使った。
40線なのでUltraATA/33までしか使えないが、まあ仕方ない。

写真は被覆を剥いてハンダを載せた状態。ここまででも結構な手間。


ヘルピングハンズは必需品である。


心線同士をハンダでつなぎ、熱収縮チューブで絶縁すること40数回。

やっと完成。

今回はSLAVEで使うと決めているので、ハナからSLAVE接続の状態になるよう作った。
だからコネクタにも「SLAVE」とラベルを貼った。
ちなみにこのあと、MASTER用も作った。

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