転んでもただでは

作業開始:2019/11/04 掲載:2020/01/27

修理可能性

「電源が入らない」という症状なわけだが、前述の単純ミスでないとすれば
基板上の部品故障が原因してる可能性が高い。

「コンデンサの破壊(短絡)」、「抵抗の破壊(断線)」などだ。そうそう起きることでもないがたまにはある。
いずれも部品交換で簡単に修繕できるものだ。原理的には。

現実は甘くない

しかし現実には、(アマチュアレベルでの)修理はほぼ不可能である。
なぜなら故障したパーツの特定が極めて困難だから。

だって「コンデンサ」「抵抗」ったって

こんなですよ?

数が多い。しかも表面実装用のチップ部品ばかり。
回路図でもあれば怪しい部分を絞り込めるかも知らんが、当然そんなものは無し。
普通サイズの部品のように、見た目で「膨れてる」とか「焦げてる」「割れてる」なども判定し難い。
だいたいチップ部品の場合、部品定数すら判別できないことが多い。それどころか普通は
抵抗とコンデンサとダイオードの区別すら怪しい。
この基板みたいにいちいち「Rxxx」「Cxxx」「Dxxx」と記してあるのなんか親切な方である。

諦めの悪い僕でもちょっとこれはお手上げ。

粗大ゴミ?

普通に考えりゃ廃棄処分だろうけど、それじゃ芸がないしネタにもならない。
どうせ捨てるのならこの際、液タブというものの構造を徹底的に調べてみようと思う。

毎度お馴染み、分解である。

はい始めまーす。






ここまではすでに一度やっているので、手順は割愛する。

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