作業開始:2020/09/12 掲載:2020/09/16
何の説明もなく「ブロワー」という単語を使ってきたが、そもそもブロワーとは何なのか。
一言で言えば「浄化槽に空気を吹き込む装置」である。
浄化槽は文字通り排水を「浄化する」設備だが、どうやって浄化しているかと言えば
バクテリアに汚れを分解させている
のである。
そのバクテリアが活動するのに必要な空気(酸素)を供給しているのがブロワー。
要するに、金魚や熱帯魚の水槽にブクブク泡を吹き込む「エアーポンプ」のでっかいやつである。
「浄化槽 ブロワー」でググると解説が色々見つかる。「ブロワ」だったり「ブロアー」だったり
表記に揺れはあるが。
これになります。
上から。
横から。
定期的に逆洗をかけるタイプなので空気の吐出口が2つある。
「逆洗」についても詳しくはググっていただきたいが、要はバクテリアの増え過ぎを防ぐための動作である。
汚れを分解するバクテリアだが、多けりゃいいってもんでもないらしい。
普段は「散気用」の口から空気を送り込み、逆洗のときだけ「逆洗用」の口から空気を出す。
逆洗はブロワー内蔵のタイマーにより、定期的に行なわれる。