制御基板を見る

制御基板にアクセスするにはまず、スチール製のカバーを外さねばならない。
カバーを外すためにはまず、ベゼルを外さねばならない。

ベゼルは例によって、爪で液晶パネルに嵌まっているだけ。


上側の爪は写真に写っている。小さい赤丸で囲った4カ所がそれ。
その他の爪はこの写真では死角にある。細長い楕円で囲ったあたりにいくつか。
工具を使うまでもなく簡単に外れる。

次に、基板やパネルの間をつなぐケーブルを外していく。
まずは、コネクタ部を覆っているカバーを外す。決まった向きにスライドするだけで外れる物(黄色の)と
ビスを外す必要がある物(赤の)がある。


@Aはインバータ基板からバックライト(冷陰極管)への電源ケーブル、Bは制御基板からLCDパネルへの信号ケーブル、
CはUSB出力(このディスプレイはUSBハブを内蔵している)。

@                    B
 

A                    C
 

Bは爪で引っかかっているので、コネクタの両サイドを押しながら引き抜く。@Aは見た目通り、ラジペンでも使えば
簡単に引き抜ける。Cは外さなくてもカバーは開けられる。

カバーを止めているビスは4カ所。


4本とも皿ビスである。


外した後のLCDパネル。


基板が2枚、カバーの方に取り付いている。3枚前の写真とは左右がひっくり返っていることに注意。

真ん中の緑が制御基板、右の紺がインバータ。
とめてあるビスを外せば基板も外せるか、と思いきや、抜けない。

忘れてた。これを外さなければ。


外れた〜。ふう。


2枚の基板はこの8Pコネクタでつながっている。
中央下のケーブルはスイッチ基板に行くヤツ。


制御基板概観。


ここにもBenqのロゴが。           ちなみにLCDパネルはSAMSUNGだった。
 


基板上で目立つチップ。
 

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