まとめ

作業開始:2017/06/21 掲載:2017/06/27

試聴

組み立て直して試聴してみる。

とは言ってもパソコンの貧弱なスピーカじゃ違いが分かる気が全然しない。
今までと同様、いったん取り込んでmp3ファイルにし、カーオーディオで聴き比べることにする。

選んだソースはこれ。

40年前の大野雄二氏。若い!

CBSソニーが「マスターサウンド」と銘打って出していたシリーズの1枚。
音質が良いので聴き比べの素材に向いていると思って。

mp3ファイルへの変換で情報量は多少落ちるだろうけど、そこはビットレート高め設定で何とかカバー。

聴き比べた感想。

正直、違いがよく分からん。

強いて言えば改造後の方が高域の透明感が増した気もする。薄皮一枚剥がしたような‥‥

サンプル(mp3、320kbps)を置いておくので、興味のある方は聴き比べを。
(著作権侵害の意図は無い。ほんの一部の抜粋だが問題があれば削除する。)
Sample A … 改造前に取り込んだもの。
Sample B … 改造後。
当然だが、イコライザアンプ以外の条件は両者同一である。

まとめ

こう言ってしまうと身も蓋もないが、レコードプレーヤで音質に一番影響するのは前述のとおりカートリッジだと思う。
スピーカあるいはイヤフォンも同様に影響が大きい。いずれも機械的な動きをする機器だからだろう。
僕の耳でも違いがはっきり分かる。善し悪しの判定はともかく。

パソコンに取り込む場合、サウンドボードによっても違ってくるだろうし、イコライザ一つ変えて劇的に改善、というのはまず考えられない。
というかその場合、「今までがどんだけひどかったの」という話になってしまう。

さすがDENON。安かろう悪かろうにはなってないな、と見直したしだい。

あとやっぱりアナログ回路は良いわ。なんか「ゆるふわ」な感じがする。

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