レコードプレーヤーの改造

作業開始:2017/06/21 掲載:2017/06/27

アナログレコードの再生&デジタル化用として使っているプレーヤーの音質を改善するべく、ちょっとした改造を。 いいわーアナログオーディオとかラジオとか。和むわー。
回路規模的な意味で。

CDも主役の座を降りかけ、デジタル配信で音楽を楽しむご時世だが、昔ながらのアナログオーディオも消滅したわけではなく、
レコード盤やカセットテープも未だに健在。
使用環境一式そろえるのもそう難しくはない。アナログで新譜を出すミュージシャンもいるくらいだし。

僕自身の主なリスニング環境は「mp3ファイル on micoSDカード + カーオーディオ」で、ばりばりデジタル派である。
最後にアナログレコードを買ってからもう二十年ほども経つだろうか。
CDを買うことはもちろんあるが、実際に聴くのはそのCDから再エンコードしたmp3ファイルがほとんど。
なんと言っても利便性が凄い。指先ほどのカードに何千曲も入るんだから大したものだ。

が、アナログの再生環境も未だに残してある、というか時々使う。
中学生のとき以来、親が買ってくれたONKYOのレコードプレーヤを使っていたが、さすがにドライブベルトの寿命が尽きたので
5年ほど前に新調した。これ↓。



DENON(昔「デンオン」今「デノン」)の「DP−29F」という機種。
アナログ全盛期の製品ではない。デジタル主流の時代に入ってから開発されたものだと思う。
同社のラインナップの中でもっとも廉価なものだが造りはしっかりしている。ターンテーブルはアルミだし。

「新調した」とは言ってもアンプにつないで家庭でレコード鑑賞、はなかなかできなくて、
パソコンにつないでレコードを取り込み、再エンコードしてmp3ファイルを作成→microSDへ、
というのが主な使い道。

取り込んだファイルの音質は悪くないと思うんだが、物足りなさが無いワケでもない。
なんというか、高域に若干のざらつき…ひずみ感を感じる。「電話っぽさ」といえば伝わるだろうか。
これを何とかできないか、と考えつつ大した支障もないしそのまんまになっていたが、今回意を決してやってみた。

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