筐体をつくるB

作業開始:2017/02/23 掲載:2017/04/14

ひたすら・・・

孔開け加工。

型紙に現物合わせで開けた孔を


油性ペンで写し取り、あとはカッターで


切るべし。


表側は養生テープで傷つき防止。

上下の縁の部分は折り曲げ加工するため、彫刻刀(角刀)で溝を掘った上で折り目をつけた。
ちなみに、溝は結構深めに掘らないと曲げづらかった。

いいかげんゲンナリしてきたぞ

コネクタ面と両サイドとを接着剤で連結。


折り曲げた縁の部分を、アルミの平棒で裏打ち。接着剤で着ける。

なんのためか。先ほどのA4ファイルとの接合でビス止めするのに、タップを立てる必要があるからだ。
PPにタップを立ててビス穴にしたところで、すぐダメになるのは目に見えている。

またまた余談ですが

平棒の厚みは2mmもあれば充分だが、手元に残ってた材の都合上、2mmと5mmのを併用。

ところが5mmのアルミにタップを立てるのが大変で、ずいぶん手応えが固かった。
しまいにはタップが折れる始末。


いくら厚くてもアルミである。こんなになるのはおかしい、と思ったが、
買い直したタップであらためてねじ切り直したら、全然スムーズな手応え。

あ〜〜〜。たんにタップが古くて切れ味が落ちてただけか。
やっぱ、研げない刃物は消耗品だな。ケチらずに取り替えなきゃ、と気付かされた次第。

組み付け→完成

マザーを載せたシャーシを組み入れて


ファイルを閉じてビス止めしたら完成。
 

試しに稼働させてみた。USBハブのLEDがそのままパワーインジケータになっていて、なかなか良い感じ。

動作自体に問題はない。
放熱に不安があったが、ベンチマークでCPUに負荷をかけ続けても、CPU温度は最大で65℃程度(室温15℃)。
ただファンがすぐ高回転になり、しかもその風切り音がけっこう大きいのがちょっと難点。
風切り音はファン自体というより吸気口の問題なので、改善の余地はあると思うが。

以上、2年越しで完成をみたマシンでした。あーやっとすっきりした。

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