マザーボード、ハードディスクなどの取付ベースは、アルミの一枚板で作る。
とは言っても、サイズに合わせた切断とビス孔加工くらいなのでそう難事ではない。
青いのは保護フィルム。
詳細スペック。
このベース板を、どうやってフレームに固定するか。
いろいろ考えた末、アルミのアングルをフレームに接着し、そこにビス止めすることにした。
位置あわせした上で、接着剤で付ける。
向かい側にも同様にアングルを付けて、ベース板をビス止めする構造とする。
アングルの固定にビスではなく接着剤を用いるのは、ケースの外面にビス頭がとび出ることを嫌ったためだが、
金属同士の接着がどの程度の強度を持つのか、は気になるところ。
アルミの端切れ板を使って、いくつかの接着剤で試してみた。
まずこれ。
エポキシ系の2剤混合タイプ。
「金属用」をうたっているのだが、今回はまったく強度不足だった。
接着後まる2日の硬化時間をとっても、手ではがすと
「パキッ」と、簡単にはがれてしまう。
ちなみに、硬化した接着剤(黒い部分)は、カッチカチに固まっている。
接着前の処理(洗浄・面荒らし)が足りないのかと思い、何度か試したが結果は同じ。
アルミには向いていないのか。あるいは別の原因があるのか……?