カーナビのタッチパネル修理

作業開始：2017/07/13　掲載：2017/10/15

僕が日常の足にしているクルマにはカーナビが搭載されている。いまどき付いていないクルマの方が珍しいかもしれないが、
僕自身は古い人間で、カーナビというものがあまり好きではなかった。
仕事に使うクルマならともかく、自家用車にそんなものいらん、地図で目的地までの行程を把握しとけ。機械任せじゃ勘が鈍るわ、という主義。
実際ポータブルのナビを使ってみたことはあるが、今どの辺に居るのかがよくわからないまま「右行け／左行け」と言われるのがどうにも
心もとない感じがして、結局紙の地図に戻ってしまった。

とはいっても、今のクルマを買ったときに、「オーディオは必須だし、どうせならナビ機能がついてるやつでいんじゃね?
あえて落としてもそんなにお得感も無いし・・・」てな感じで、デカい買い物するときの高めテンションに踊らされて
ついつい買ってしまった。

クラリオンの「ＧＣＸ５１４」という機種。これはスズキへのＯＥＭ版で、カー用品店などではほぼ同じものが「ＮＸ５１４」(注：リンク先いきなり音が出ます)
という型番で売ってるらしいが。

ところがこいつ、言っちゃあなんだが僕の好みとしては全然ＮＧだった。
操作体系が全くこなれていない。機能は確かにＤＶＤ再生・ワンセグ視聴・MicroSDでMP3ファイル再生etc･･･といろいろできるのだが、
なんだか操作感がバラバラ。
画面もなんだか整理されていなくって、いらん表示をして無駄にスペースを食っている感じ。
性能（ナビの精度とかルート探索能力とか）には不満はないし、ナビはやっぱり便利ではあったが、使っていて何だかストレスが溜まっていた。

２年半ほどそうこうしているうちに、タッチ操作のレスポンス悪化が気になってきた。
おそらくタッチパネルの劣化なのだろうが、普通に押してもなかなか反応しない。爪の先でグリグリ押してやっと動く、ということが増えてきた。
もともと操作しづらいうえに反応が悪いんじゃどうしようもない。イライラして力任せに画面を押すことが当たり前になっていたある日

ピシッ･･･と


秘孔を突いてしまった････

もちろんその瞬間、ナビはすでに死んでいる。

↑トップ　　→記事へ