まず、交換した(基板から引き抜いた)コンデンサは実際に劣化していたのか、だが
結論から言うと容量抜けはしていなかった。
0.202[mF]。つまり202[μF] である。公称値 220[μF]に比べるとやや小さな値だが、電源のパスコンとしては
このくらいの誤差が動作上問題になることはほとんどない。
ちなみに交換に使った(基板に付けた)コンデンサの容量はというと、
ほとんど同じ。
……なんだか嫌な予感がしてきたが、めげずに結線して再度、スイッチ基板コネクタの電圧測定をしてみる。
ピン番号 | 1:Com | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
ボタン 押下時 | 入力切替 | 1.64 | |||||||||||
メニュー呼出/決定 | 1.12 | ||||||||||||
「−」 | 1.65 | ||||||||||||
「+」 | 1.11 |
…変わらん orz
今までの作業はすべて徒労に終わったか、とがっくり。
とはいえこのままにしといてもパソコンが使えないので、とりあえず再組立。
使ってみる。
また出たー。
もうあきらめモードだが、しばし使い続ける。
と、なんとそれっきり出なくなった。
…よくわからん。
電解コンデンサの交換が効いたのか、あるいは別の要因か。しばらく使い続けているが、いまだ再発はしていない。
症状が再現しない以上検証のしようがないので、ここで打ち切りとした。
また再発したらそのときに考えよう………。
なんともしまらない結果でした。