SUZUKI ALTO TurboRS スピーカ交換

作業開始:2018/06/11 掲載:2018/06/28

純正スピーカがもう、イマイチで。 クルマいじりの記事は初めてだな。

最近、クルマを買った。
カミさんが13年間乗り続けたクルマがとうとう本格的に壊れたので、新車を買うことにしたのだ。
次に買うのはやはり維持費の安い軽がいいな、と以前からカミさんと話していたのだが、カミさんは軽が(というか軽の運転が)嫌い。
そこで今まで僕が乗っていたソリオをカミさんに譲り、新車は主に僕の通勤に使うことにした。
ちなみに僕は軽‥‥というか、小さいクルマが大好きである。

軽といえば今どきの主流はハイトワゴン型だが、すでにその手のクルマ(ソリオ)を持っている以上、似たようなものをもう1台所有したくはない。
となると割と背の低い、セダンタイプとなる。
どうせなら運転して楽しい車種がいいな、ということで選んだのがこの「ALTO TurboRS」。値段も手頃。
以下単に「アルト」と記す。

ところがディーラーの店員さんにこの希望を言ったら、どういうわけか「ならばSWIFTのXGはどうですか」とのたまう。
薦められるままに試乗。確かにいいクルマではある。スムーズだし重心の低さを感じる。パワー感も十分。軽でないとはいえ相当コンパクトでもある。
価格もむしろアルトより安い。
いいのは分かるんだがやはりアルトがいいな、と言って契約したのだが、なんだか店員さんはスイフトに未練たらたら。
好奇心をそそられたので理由を聞いてみた。

Q.販売店として、アルトよりスイフトを売ったほうがポイントが稼げる、といった事情が?
A.そういうことはない。ただ、メーカーとして現在、スイフトをプッシュしているのは確か。


?どうも解せない。
が、アルトが実際に納車され、運転してみて理由が分かった気がした。
普通の価値観ではスイフトのほうが明らかに「いいクルマ」である。

アルトのトランスミッション「5AGS」。これが相当な曲者だった。
ATはATなのだが、普通のATつまりトルコン式やCVTと違って、マニュアルギアボックスをアクチュエータで操作するもの。
古くはいすゞのNavi5にも通ずる、いわゆるロボタイズドMTである。
変速時にクラッチが切られ、駆動力が一瞬途切れるのがはっきり分かる。乗員は下手すると前につんのめるくらい。
CVTのスイフトではそんなことはなく実にスムーズ。というか今まで乗っていたソリオも同様。

店員さんはこれを懸念していたらしい。実際この5AGSの車種を試乗して、購入を考え直すお客さんが結構いるそうだ。

とはいえ僕の場合、別に不満に思ったりはしなかった。むしろ想定の範囲内である。
一旦スピードが乗ればマニュアル車同様、スロットル操作へのダイレクト感がCVTの比ではない。
変速時のギッツンバッタンも、スロットルワークのコツを覚えてしまえば、気にならない程度に抑えられる。
マニュアルモードを駆使するという手も有効。もともとマニュアル乗りだったのでこの辺はむしろ楽しい。

それよりも不満なのは

マニュアルモードでレバーの操作が逆だろこれ。
下に押し下げてシフトアップ、上に引き上げてシフトダウン、て何なの。
パドルシフトができるからまだ救われてるけども。

もう1つ。このクルマ、標準でオーディオレス仕様なのだが、自前で持ってたナビをディーラーに預け、付けてもらった。
で、聞き慣れたピロウズを鳴らして‥‥‥う〜ん‥‥。
この、純正スピーカの音の冴えなさはナニ?

前者はどうしようもないが、後者は自力でなんとかできそうだ。
そんなわけでなんとかしてみた、というお話です。

↑トップ  →記事へ